地場野菜のスープがおいしい、地域のいこいの場

1階交流ラウンジには、今日も子どもからシニアの方まで、地域の方々の笑い声が響きます。「本や雑誌が手にとれて、ゆったりできます」「人の息づかいの感じられる空間です」。

昨年、3階まで吹き抜けのガラスを全取り替えし、いっそう明るくなりました。

ラウンジの奥にあるのが、2010年11月に当館の女性就労支援事業の一環として開店した「めぐカフェ」。地場野菜を使ったスープやポタージュがやさしい味、と介護食や離乳食としても静かな人気です。ここで焼きあがるマフィンやクッキーの香りがただよい、スタッフも幸せな気持ちになります。

“ガールズ”の就労体験の場として

これまで約100名の、働きづらさに悩む若い女性がカフェのカウンターに立ち、ここでの就労体験を卒業して次の一歩をふみだしています。「人に接することで、自信を少し取り戻せた」「悩んでいるのは自分だけではなかった」「自分がここにいてもいい存在だと思えた」などと話しています。

不調やひきこもり等を経験した若年(15~39歳)女性を対象に行っている就労支援プログラムは、メディアでもたびたび紹介されてきました。「ガールズ編しごと準備講座」「社会参加体験」「めぐカフェ就労体験」などです。詳しくは専用のガールズ応援サイトをごらんください。

若い女性の就労への一歩は、みなさまのご利用に支えられています。