就労体験を振り返って

めぐカフェ実習生のN.Nです。

1.就労体験に参加してみようと思ったきっかけ

「ガールズ講座を受講することを自分で決めて最後まで通い切る」ということができたので、自分でやることを決めて行動していくということをできるようになるための次のステップとして、参加しようと思いました。

2.就労体験で実際にやったこと

実習では開店前準備~昼過ぎまでの前半シフトと昼過ぎ~閉店までの後半シフトがあります。
前半では開店準備として表ののぼりと看板の設置、テーブル拭き、メニューをテーブルに出すなどのお席の準備、ランチ用のおにぎり作りやコーヒーの準備などが主な仕事です。開店時間までにやり終えなければいけない作業がたくさんあり、周りのスタッフさんと協力しながら自分にできる仕事をみつけて作業に参加していくことが慣れないうちはとても大変でした。

開店してからはスープをよそったりパンやドリンクの用意といったメニューの提供と洗い物が中心になります。
また一通りの作業ができるようになってきた後半からはレジ打ちもやらせていただいていました。
伝票がレジ担当の方から回ってくる前に注文の声を聞きながら手早く準備をしたり、時間のかかるものの準備から先に始めるなどの順序の組み立てが難しく、混んでいる時間帯は特に焦ってしまいがちで大変な作業でした。

3.自分の変化

・できないことを「できるようになろう」と思って努力をすることに意味があると少しずつ思えるようになりました。
これまでずっと自分に自信がなく、「できなかったらどうしよう」、「失敗したらどうしよう」と思うと行動に移すことが難しいことが何度もありました。
実習に入ると最初の頃は物をしまう場所もわからないし、教わったばかりの作業は間違いがないか不安で早くできないし、まさにできないことの連続です。でもわからないことがあるたびにスタッフさんに質問をしてメモを取ったり、マニュアルで手順の確認をしたりしていたら物の場所も段々と覚えられたし、最初は時間がかかった洗い物やドリンクの準備なども早くなったと褒めていただけるようになりました。
「できないことはずっとできないのでは?」という不安がずっとあったのですが、ちゃんと意識すればできるようになるんだと体感できてとても新鮮な気持ちでした。

・不安や緊張をなくさなくても良いと気づきました。
実習に来る前はいつも今日ミスをしないか等が不安で緊張しながら来ていました。
慣れれば緊張しなくなると思っていたのですが、結局私は実習期間中に緊張しないで来た日はほぼなかったです。
けれど、最初の頃はその緊張を実習中にも引きずって焦りなどに繋がってしまっていたのが、緊張していることを自覚して気を付けるようにするとミスなく実習を終えることができました。
不安や緊張はなくさなくてはいけないものと思っていたので、あってもなんとかできるとわかったのは衝撃で、自信になりました。

4.今後について

自分に合う仕事を見つけるために、アルバイトなどいろいろなことを経験してみたいです。
今回の実習でカフェの業務を経験たことで自分にとって大変なことやできたことがいろいろ出てきて、経験してわかることはたくさんあると改めて感じました。
新しい環境へ行くことへの不安はありますが、周りの人に相談したりこの実習で得た気づきを振り返ったりしながら少しずつ乗り越えて前に進んでいけるように頑張りたいです。